子育て

母の顔色ばかりを伺う子供

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Kくんという小さな男の子がいます。厳しい叱りつけは生活全般におよび、Kくんが何かちょっとミスをしこしたり、言われたようにすぐに片づけをしなかったりすると、容赦なく叱責していた。おもらしやおねしょはしょっちゅうで、そのたびにお母さんは「なんでできないの」「なんで教えないのー」と激しく怒り、ときにお尻を叩くこともあったそうです。

「これからはKくんが何をやっても、粗相やミスをしても、まずきしめて、次のように言い続けてあげてくださいね」とお願いし、いたずらしようと、おもらしゃおねしょをしようと、お母さんはあなたが大好き。あなたは私の世界一の宝物なのよ」と言い続けてもらった。

Kくんは、お母さんの顔色を見ながらビクビクする子になっていました。ちょっと粗相をすると「お母さんごめんなさい」お母さんごめんなさいと頭をかばって叫ぶようになり、さすがに「これはまずいのではないか」と心配になってお母さんが相談所に相談に来たのでした

Kくんのような子は決して少数ではありません

Kくんのような子は決して少数ではありません。悩んで相談に来られるお母さん方に、「子どもを甘えさせてあげてください」とお願いして実行してもらうと、どの子もみんな変わります、とのこと。お母さんからギュッと抱きしめられて温かい言葉をもらい、甘えることができた子は見違えるように変わっていきます。甘えさせることで本当に子どもは変わります。どんな子も絶対に変わるのです。

Kくんの様子が変わり始めました。それまで上目遣いでお母さんの顔色をていたょうな卑屈な感じが消えていき、顔に生き生きとした表情が房ってきました。変化にお父さんも気がついたようです。ある日、会社から帰ってきたお父さんに「この頃のKは顔色が全然違うけれど、どうしたんだ?何かあったのか」と言われたとのことでした。

わが子が変わっていくことはお母さん自身にとっても喜びとなるはずです。その喜びを味わわないのは、じっにもったいないことです。しかもそんな喜びの体験は、今この時代、この瞬間、子どもを育てているあなたしか味わえないことなのです。

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