スポーツブログ

色々な情報を提供しています。

ファッション

服のサイズが11のディロンの写真は批判を浴びた

投稿日:2019年9月10日 更新日:

サイズ一二以上の女性をターゲットに据えたファッション&ビューティ雑誌モードについて考えてみよう。発行人は最終的に、廃刊は不況のせいであって発行部数の低迷によるものではないとした。この雑誌は発行部数六〇万部と大健闘したが、一〇〇一年九月にあえなく廃刊になってしまった。実際そのとおりなのかもしれないが、読者や広告主の関心をそれほど集められなかったために行きづまったのも確かである。

ヴォーグは、これでスキニーなモデルばかり使ってきたことについて苦情を寄せ続けた読者も機嫌を直してくれるとふんだのだろう。だが、そううまくはいかなかった。サイズ一一のディロンの写真は批判を浴びた。さまざまな女性の体型を示せば、読者もファッション業界も、女性は体型いかんにかかわらず素敵に見えるということを思い知るんじゃないでしょうか。太めの体型が雑誌の常連になったとしても、消費者は本当にポジティブに反応するのだろうか?

雑誌が大柄なモデルを使おうと考えることは評価できるし、そういう雑誌が存在することは嫡しいし、雑誌がもっと現実的なサイズを見せようと考えることは歓迎できる。唯一の問題は、そういう雑誌は売れないし、そのために廃刊に追い込まれてしまうということだ。このモデルだけが気味の悪い大女として目立ちすぎることになってしまったと、読者からクレームが出た。

アメリカ人女性の四〇%がサイズ一二以上

統計では、アメリカ人女性の四〇%がサイズ一二以上だという。だが、結局はあまり読んでもらえず、またしてもスキニーなモデルに軍配が上がったのだった。そうした人たちがもっと購読してくれていれば、モードは社会現象となり、失敗とは無縁の存在になっていたはずだ。

ファッション・ヴィクティムは、途方もなく美しい服をとんでもなく細いモデルが着ているのを見て、その服を手に入れ、そのモデルのようになりたいと願う。だが、いざその服を買って着てみても、モデルみたいにカッコよく見えなくてガッカリ。

-ファッション

執筆者:

関連記事

no image

モデルはみな拒食症なのか

ナオミ・キャンベルは、二〇〇一年五月にイギリスで受けたインタビューでダイエットの意味を定義し直した。ダイエットなんてしたこともないわ。私、何もしなくてもスリムなのよ。ただ、何を食べるかには気をつけなき …

no image

消費者は困った立場に立たされている

一九九六年の調査では、アメリカの部品や労働力を五〇%使用していれば「アメリカ製」だと考えるべきだと答えた消費者は一四%にすぎなかったのだから。自分たちの服がどこから来るのかにっいては、まだまだ学ばなけ …

no image

ハイチ人労働者が受け取る額はわずか六セント

外国ではさらに賃金が下がる。一九九六年、NLCは、ディズニーの一〇一匹わんちゃんの子供服ーウォルマートで一九・九九ドルで売られているものー着を仕上げる作業に対して、ハイチ人労働者が受け取る額はわずか六 …

no image

ニューヨークのアパレルブランド工場は

休憩も取らず(お腹が鳴り、背中痛くなっても)働いたのに、初日に仕上げられたのはたったの五三枚。一日八時間働いても三・七一ドルか稼げなかった。ニューヨークでは、ホットドッグとソーダが買えるか買えないかと …

no image

救いの手を差し伸べてくるファッションという存在

自分の体について、嫌というほど意識させておいて、救いの手を差し伸べてくるファッションという存在。二〇〇一年一月、リー・クーパーはパック・イット・ジーンズ復刻版を売り出した。もともと一九七〇年代に作られ …