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デート中に犬などに出くわしたら撫でてあげよう

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犬好きの女性にとって、犬好きの男は、それだけで「心が温かい」と映る。だが、特別に犬好きではない女性でも、動物をいつくしむ男には安心感をおぼえところがある。いかにも環末でセコいノウハウのように思われるかもしれないが、これ、かなり効き日があるのである。

ある保険のセールスマンから、こんな話を聞いたことがある。「最近は、室内犬を飼っている家がやたらに多くて。保険の契約をするために家の中にあがると、コーギーだのチワワだのが、キャンキャン映えて邪魔をするんですよ。でも、そのときは、嫌な顔を見せたらこちらの負け。僕は、おお、どうしたの、どうしたの、機嫌悪いね、みたいに、ニコニコしながら犬に話しかけるようにしている。そうすると、相手の奥さんは、いっぺんに打ち解けてくる。契約しようかしまいか迷っているときなんかは、奥さんといっしょになって犬の頭を撫でているだけで、交渉は好転しますよ」

前にヒットした『寄生獣』という漫画に、こんなシーンがあった。高校生のカップルが、寂しそうに町中を歩いている。すると、車に轢かれた子犬の死該に出くわす。そこで、男の子のほうが、その死骸をひょいと拾って近くのゴミ箱に捨てる。すると、女の子のほうが、目に涙をいっぱいためて「そんなことをするなんて」と叫んで走り去ってしまうのだ。この描写は、漫画といえども、かなり真実を突いている。

デート中に犬や猫に出くわしたら

女性は、男性の目から見て「たいして役に立たない」と思われる「感傷」を大事に抱いている。だから、連れの男が雨に濡れた子猫にそっぽを向くような素振りを見せただけで、自分が大切にしている感傷を踏みにじられたと感じるのだ。この点には、細心の注意を払ってほしい。

すでに死んでしまった子犬は、生ゴミの一種には違いない。だが、そのように割り切ってしまう心が、女性にはひどく冷酷なものに映るのだ。こんな行為一つで、それまではいい感じだった彼女との仲が取り返しのつかない破局を迎えることは、十分にありうる話であろう。

逆の言い方をすると、デート中に犬や猫に出くわしたら、それは女性の「役に立たない感傷」をくすぐるチャンスにほかならないということだ。

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