恋愛

男性のテリトリーに入りたいと思う女性の心理

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女性には、男性のテリトリーに入ってみたいという願望がある。大げさに言えば、そこには怪傑ゾロの隠れ家に連れていってもらえるようなゾクゾク感があるのだ。男の隠れ家、とは、その男のセンス、テイスト、メンタリティーを映し出す鏡だ。女は、そういうことを感じ取る感性を持っている。だから、誰も知らない特別な店に連れていくだけで、女は、その男に価値を感じてしまう。

街の中に自分の隠れ家を持っている男は、それだけでかっこうがつく。その店が、ほとんど知られていない路地裏の魚料理屋で、店内がシック、料理は権藤とくれば、一気に高ポイントが上げられることはまちがいない。

他人が作った店にナビするだけで自分の価値を高めることができてしまうのだから、こんなにラクな話もない。逆に言えば、女は、雑誌の受け売り的な店に連れていかれると、大いにシラける。女にとって、独特の隠れ家、が、その男の中身を物語る場であるならば、雑誌でバンバン紹介されている店は、その男に中身がないことを物語る場にほかならない。

最初のデートでサエズリ

女性は、デート戦略の中に独特のアイデアやセンスを見たいのだから、積極的にそれを披露する方向に持っていかなくてはならない。とはいえ、最初のデートでサエズリなんかを食べさせるガード下の店に連れていくのは考えものである。かりに、それが自分のとっておきの隠れ家、であっても、女性にとって快適でないおそれがある店はマズいのである。

「歩きながら、情報誌に載っている地図を見ている。あれ、ここじゃないとか、おかしいな、ここのはずなんだけど、とか。ったく、お上りさん、カップルみたいで恥ずかしかった」(三二歳スチュワーデス)。「初デートで、行列の店に連れていく男がいた。しかも、寒い冬。その男の温かさで包まれるような関係じゃないから、ホント、寒かった」(二四歳OL)。

そんなぐあいに、雑誌の受け売りデーをやらかせば、それなりに大人の女にはさんざんの悪評をくらうことを覚悟しなければならないわけだ。

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