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子育て

抱いて欲しいと赤ん坊がサインを出したら

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四カ月の赤ん坊ですから、まだ目はよく見えません。ですから、抱かれ心地で、お母さんを見分けたのだと思います。そこで、赤ん坊の気持を「思いやる」ならば、抱いてほしいと赤ん坊が要求しているときに、抱いてあげることが必要になります。

肌の感じで、お母さんを見分けた四カ月の赤ん坊を経験したことがあります。その子は、ミルク嫌いで、しかもお母さんがミルク瓶を口もとに持っていくと、横を向いて拒否してしまうくらいひどくなっていました。それは、お母さんがミルクをむりやり飲ませた。

お母さんの身勝手な都合では、抱いてはいけない。可愛いので、つい抱きたくなり、抱いてしまうと、赤ん坊がそれを求めていないときには、不快な刺激になってしまうことがありますし、抱かれることに慣れてしまうと、抱かれていないと不安になること(抱きぐせ)が起きてしまいます。

ミルクを強制しないで育てたところ

決してミルクを強制しないで育てましたところ、十日間でもとの状態に戻りました。そこで、いよいよ自分の家へ帰ることになり、お母さんに授乳をしてもらったのです。ところが、お母さんが抱いて飲ませようとすると、ぶいと横を向いたのです。そこで、お母さんに代って私が飲ませますと、ぐいぐいと飲むではありませんか。

人見知りが現われ、それが続きますが、その現象は、お母さんと赤ん坊の間の情緒的関係が順調に発達していることを示しています。もし、「人見知り」が現われないようであれば、お母さんと子どもとの間の情緒的関係がうすいことを意味しています。

抱かれ心地を味わった赤ん坊は、目が見え始める六〜八カ月ごろに、「人見知り」を始めます。見知らぬ人に恐れを持つと、信頼のできるお母さんにすがりっいて、保護を求めるのが、人見知りです。そのままにしておくと、他人に対して情緒的な関係を求める気持のない子どもになり、思春期以後になって、非行を犯す危険性があります。

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