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バイクの単気筒や2気筒などのエンジンの特徴

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・単気筒(シングル)

排気音は“ドッドッドッドッ”と力強い。また、スリムなシングルは、軽量を利して、コーナーの取り回しも非常によい。欠点は、極低回転時の安定が悪い点と、太きな振動である。適度な振動は個性となるが、それも程度問題であり、高速巡行時には、インライン4やV4に差をつけられてしまう。

単にシングルといっても、特徴が出てくるのは、排気量400cc以上のビッグシングルである。ビッグシングルの良さは、1発1発の爆発をじかに感じる豪快なダッシュ力である。長いストロークから発生する図太いトルクは、出足の良さと追越加速の鋭さとなってあらわれ、乗る者を楽しませてくれる。

性格と走りの違い

エンジンのレスポンスについては、4ストロークの場合、低回転から高回転まで比較的一定しており、DOHCエンジンにいたっては、ピークパワーをすぎても急激にパワーダウンせずよく伸びるのに対し、2ストロークでは、ある回転数まではパワー、トルクとも弱いが、それをすぎると急激にパワーが発生し、回転が急上昇する。これを瞬発力と呼んでいるが、このときのレスポンスは、4ストロークをはるかに上回っている。

モトクロスやロードレースでは有利な面も多いが、一般の走行では、前後ブレーキの回数が増し、下り坂ではそれなりのテクニックが要求される。モトクロッサーやロードレーサーが好んで2ストロークを採用するのは、この瞬発力が大きな戦闘力になるからである。ただし、ピークパワーをすぎると急激にパワーが落ちるため、パワーバンドを生かして乗るテクニックが必要になる。

2気筒(ツイン)

シングルと違って極低速の安定もよく、低中速パワーに優れ、“ドコドコドコ”とリズミカルな排気音は、人間の心臓の鼓動に近く、長時間の定速巡行でもストレスを感じさせることがない。その代表的なマシンが、1340ccというビッグな空冷90度Vツインを搭載したハーレーであり、60〜90km/hの巡行では、これにかなうものはない。

ツインで個性的といえるのは、並列ツインではなく、90度Vツインや縦置90度Vツインである。それも、空冷の350cc以上のビッグなエンジンほど個性的だ。Vツインの良さは、リズミカルでマイルドなパワーフィーリングである。

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