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バイクのマフラーの改造の意味

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「暴走ライダーは、あっちへ行ってくれ」、というほかはない。迷惑するのは当の本人ではなく、2輪を正しく乗っている正統派ライダーたちだ。彼らは乗る場所を間違えているのだ。大きな音を出したいなら、またムチャクチャなスピードで走りたいのなら、サーキットへ行くなりモトクロス場でブッ飛ばせばいい。街中でいくら速く走ってもだれもほめてはくれないが、サーキットやモトクロスコースで速ければ拍手はおろか賞品だってもらえる。

だいいち、マフラーなどを改造したってそんなに速くなるものではない。バリバリ音がするオートバイに乗ると、速くなった、と錯覚するだけだ。そもそもマフラー一本交換したり、ディフューザーを抜いただけで、そんなに速くなるはずはない。サーキットやモトクロスコースでなら、いくら大きな音を出しても迷惑顔はされない。そこでは大きな音は当たりまえ、とすべてのひとは認めてくれるのだ。

大きな音を出すオートバイは下の下

とにかく大きな音を出すオートバイは下の下。それよりも、カタログの性能をめいっぱい引き出せるよう、自分のテクニックを磨け、といいたい。エンジンというものは全体のバランスを考えながらチューンすることにより、はじめてパワーアップが可能なのである。とくに2サイクルでは、エキスパンションチャンバーの形状ひとつでも性能が左右されるほど。改造なんてやめたほうがいい。市販車は、乗りやすくしかも音も静かなように作られているのだから、へたな手出しはオートバイをダメにするだけだと知るべし。

また、スリップストリームというものがある。レースなどでスピードの速い前車にピッタリとつき、ムダなガソリンを使わずに前のクルマと同じスピードで走るというレーステクニックだ。これは前のクルマが空気の壁を切り裂いてくれたそのすぐあとを走るので、空気抵抗が少なくなり、楽らくと高速を保て、しかも前車に心理的なプレッシャーをかけられるというまことにうまい方法なのだが、これはあくまでサーキットでの話。公道のスピードでは意味を成さない。

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