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バイクのブレーキングテクニックをマスターできるのか

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ブレーキングのテクニックは無限の広がりを持つ。これほどむずかしいブレーキのかけ方を1カ月やそこらでマスターできるはずがない。しかし、走り出したからには止まらなければならない。ブレーキングに自信のない人でも条件は同じだ。ではどうする?回答はひとつしかない。つねに自分の力の限界内で走れ、ということだ。なんとなくアヤフヤないい方かもしれないが、これがベスト。

だがブレーキングをマスターするとなると、1カ月やそこらではとうていできない相談といっていい。ブレーキングは、スタートと違って意外性の要素が多い。アスファルトやダート、それに雨や雪などの天候に加え、ブレーキレバーの調整しだいによってもブレーキングテクニックは異なってくる。これらの諸条件が組み合わさってあらゆる条件をつくり出すため、これに応じたブレーキングテクニックもそれと同数あると考えなければならない。

具体的に考えてみよう。順調に走っている。そのすぐ前を走っているクルマが急ブレーキをかけた。それを見てブレーキングし、危険を回避できるなら、それはそれで限界内にあるのだからいい。つぎに商店街にはいったとしよう。道は比較的すいていて楽だ。だが突然、子供が飛び出してきた。はたして止まれるか。そこが問題なのだ。

危険はきわめて少なくなる

つねに周囲に気をくばることができる余裕を持ち合わせること。そうすればブレーキングは最低限のものですむし、危険はきわめて少なくなる。しかし、実際に手足が動いてくれなくては止まることはできない。そこでブレーキングのやり方だが、初心者はとにかく止めることを練習する。

子供が飛び出してくるなんてのは事故のひとつだから、と考えるのは大きな間違い。子供がいて当然の商店街で子供のことを考える余裕も持たずに走るのは、それこそオーバーペースなのだ。ブレーキングは右手と右足のきかし方であると同時に、判断力が占める役割も非常に大きい。手足を動かすテクニックも大切だが、それ以前の状況を読み、判断するというテクニックのほうが初心者にとってはより大切なことだ。

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