子育て

あんたなんか産むんじゃなかった

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小さい頃から「こうしなきゃダメ」「ああしないとダメ」と、ダメダメばかり言われてきた子は、「自分はダメな子なんだ」と思うようになっていきます。「なんであなたはできないの?」「早くしなさい、のろまな子ね」「だらしがないわね」「思いやりがないわね」と言われている子は、自分に「できない子」「のろまな子」「だらしがない子」「思いやりがない子」とマイナスのレッテルを貼り、そのように自己イメージを創りあげていってしまいます。

子どもを喜ばせてあげられる道具として使えるよう、自分の声の響きを育て、大切にすることがとても大切なことです。私が皆さんによく申し上げることのひとつに「子どもは言葉の作品」という。のがあります。子どもが育っていく過程において、言葉が果たす役割は親が思う以上に大きいのです。

「あんたなんか産むんじゃなかったわ!」「そんな子はいりません!」という言葉を投げかければ、子どもは「自分はいらない子なんだ」と思ってしまいます。とくに「あんたなんか産むんじゃなかった」「そんな子はいらない」は絶対に言ってはいけない言葉です。これは子どもの存在そのものを否定してしまう言い方だからです。

どうでもいい存在なんだろ

「どうでもいい存在なんだろ!」と親に対して復讐の牙をむくことになりかねないのです。子どもは白紙のまま生まれてきます。その真っ白な紙をどのような色に染め、どのような人に育っていくかには、親御さんの言葉かけが影響します。

子どもは親の言葉をその小さな胸の中にしっかり刻み付けます。言われて悲しい言葉、つらい言葉も一生忘れることはしません。それこそ、このような言葉を刻み付けたら、何かのときに子どもから刃向かわれることになるでしょう。

子どもは親御さんから日々向けられる言葉によって自分を創りあげていくのです。ダメと言われ続ければそのようになっていきますし、「素晴らしい子ね」と言われ続ければ素晴らしい子になっていきます。

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