子育て

赤ちゃんは運動させると発達していく

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赤ちゃんの時期に、運動がじゅうぶんにできる環境が子どもに与えられたかどうかが、その後の子どもの運動機能の発達に、大きな影響を持ってきます。その点で、狭い住宅の中では、なかなか思うにまかせません。そのようなときには、歩いたり転んだりすることのできる場所を見つけて、運動をさかんにする必要があります。

赤ん坊の時期に十分な運動を子どもは、本来、からだを動かしての活動が好きな存在です。はいはいなどからだの移動が始まりますと、さかんにからだを動かします。目がさめている限り、「いたずら」を含めて、からだを動かして活動しているという状態です。とくに歩行を開始しますと、歩いては転び、転んではまた立ち上がって歩くーということの毎日になります。

大人でも、歩く機会が少ないと足が弱くなるように、子どもの足の力の発達はおくれてしまいます。二本足で立ち、そして歩くーというのは、人間の本質にかかわる力です。このようにして立って歩くという力がついたからこそ、手の働きもすばらしく発達し、今日の文明を生み出したともいえましょう。

住宅スペースに余裕があっても

住宅スペースに余裕があっても、子どもにいたずらをされたりかき回されるのがいやで、ベビーサークルの中に閉じ込めることが多かったり、おんぶや抱っこが多かったりすると、どうしても歩いたり転んだりする機会が少なくなってしまいます。

赤ん坊がはいはいを始めるころから、室内用の滑り台は、非常に効果があります。はいはいで滑る面をよじのぼっていくことを始めるでしょう。その際に、靴下をはかせないことが大切です。足の裏の湿りを利用して、足をふん張りながらのぼっていきますから、足の力をつけるのに役立つわけです。

ときには片手を離して芸当をしてみせたりもするでしょう。このような活動は、どうしても危険を伴うので、とめてしまいたくなるものですが、とめてしまっては運動機能の伸びはおくれてしまいます。そばに寄り添って、万一の危険に備え、目を離さないようにすることは必要ですが、口を出したり手を貸すことは禁物です。

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