子育て

愛情不足の子の飢餓の連鎖から解き放ってあげよう

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嫉妬とは自分にないものをもっている相手へのねたみの感情です。親子関係が寂しいまま育ってきた人は、子どもをかわいがりたくても、心のどこかに「私はしてもらえてこなかったのに」という思いをもってしまい、心の底から子どもに愛情をかけることができにくくなります。子どもをかわいく思えない気持ちがある、子どもと触れ合うことになぜか抵抗がある、このようなお母さんは、ご自分の心の中にあるものを一度見つめ直してみてください。

お子さんを愛情飢餓の連鎖から解き放つためにも、自分の親にマイナスの感情を抱いているお母さんたちは、心の中のコップにたまっているドロドロした思いを一刻でも早く減らしていくことです。コップの中をきれいにして、お母さん自身がすっきりとした気持ちで生きていけるようになることが先決です。子どもに嫉妬してしまい苦しいとき自分がそこまでしてもらえなかったのにという気持ちがどこかにあると、してもらえている相手、幸せそうに見える相手に対して嫉妬の感情も生まれます。

親との関係はどうだったか

親との関係はどうだったか、その満たされない気持ちが自分と子どもとの関係にも出てきてしまっていないか、そこから問いかけてみる必要があります。自身が甘えられてこなかったことで、自分の中に嫉妬のような感情が生まれてきているということに気づき、「こんな嫌なところからは抜け出していこう」と思わない限り、「どうして心の底からかわいいと思ってあげられないのだろう」「なぜ自分は子どもにつらくあたってしまうのか」という自己嫌悪の苦しさから抜け出していくことはできないのです。

反省は「ここがいけなかった」「あそこがいたらなかった」と自分を責める作業です。とてもつらい作業ですから、する必要はありません。大切なのは知的に自分を見つめ、「何が原因なのか」を整理して気づいていくことです。「今の苦しみや生きにくさは私自身にあるのかもしれない」という視点に立つこと、「これはすべて私から発していることなんだ」と納得すること、そこが出発点です。見つめ直すというのは反省することとは違います。親から受けたどんなことが許せないのか、どのような言葉で傷ついたのか、自分がどのような育ち方をしてきたかを見直す作業をまずはしていきましょう。

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